新型ジムニーのリア側のデッドニングの方法を紹介します。
材料費11,000円で断熱効果と静音効果がアップし、新型ジムニー全体の居心地の良さがアップします。
特に個人的には、車中泊時に助手席をフラットにして寝ているのですが、リアのサイドパネル付近から冷気を感じ、寝袋越しにも肩が冷えて寒かったので早急に改善したかったわけです。
早速、車中泊で1泊してみたのですが、かなり効果がありました。
肩が冷えることなく断熱効果が得られて、車内の暖房が外気温に冷やされることなく「こもる」感覚がありました。
手順さえ分かれば、割と簡単な作業ですので、新型ジムニーで車中泊をしようと考えている方には自信をもっておすすめします。
※内張りはがしはこれ1本で十分。形・材質共にこれが一番オススメ。
リア以外にも安くて簡単に効果のあるデッドニングを紹介しています。
よかったらこちらの記事も参考にしてください。
目次
1. リアシートの取り外し
1.座席部分取り外し
後部座席の座面シートは工具不要で外せます。
足元側に金具が刺さる部分があり、持ち上げれば外れます。
後は引っこ抜くだけ。
2.背もたれ部分取り外し
ボルトが計8カ所、14㎜のボルトを外していきます。
内張りはがしでプラスチックカバーを外していきます。
カバー内にボルトがあります。
同じように、中央にもカバーとボルトがあります。
2. リアサイドパネルの取り外し
まず、フロントドアの足元のステップの樹脂のカバーを外します。
内張りはがしで浮かせたら外れます。
リアゲート側の収納ボックスを外した中に樹脂クリップがあります。
樹脂クリップはマイナスドライバーで上の丸い部分にマイナスドライバーを刺せば外れます。
こちらも同様にマイナスドライバーで樹脂クリップを外します。
内張りはがしでてこの原理で中のクリップを外していきます。
サイドパネル全体を持ち上げながら外します。
全て外せたらこの状態です。
掃除機で掃除します。
シリコンオフを吹きかけウエスで拭き取ります。
制振材と断熱材の粘着力が良くなります。
3. 制振材を貼る
音の反響をなくすために制振材を貼ります。
制振材はカットしてから貼ります。
制振材をカットしていきます。
100㎜x50㎜くらいのサイズにカットしていきます。
サイズはだいたいのサイズ感で大丈夫です、むしろサイズが整っていない方が音の共鳴がなくなるそうです。
制振材はカッターでカット出来ます。
サイドパネルの内側のボディ側から貼っていきます。
※写真を取り損ねたので天井デッドニングの際の写真です。
このようにカットした制振材を貼っていきます。
ランダムに音の響きが無いように叩きながら貼っていきましょう。
4. 断熱マットを貼る
制振材を貼ったら、その上に断熱マットを貼ります。
1.断熱材をカットしながら貼る
制振材の上から覆うように貼っていきます。
断熱材は非常に粘着力が強いので、大きいサイズのまま貼ろうとすると失敗します。
何枚かのブロックに分けて隙間を埋めるように貼りましょう。
リアシート下部も貼ります。
なるべく隙間なく、小分けに貼ったジョイント部分は付属のアルミテープを上から貼ります。
5. リアシート・サイドパネル取付
サイドパネルを元通りにつけ直します。
ボルト穴を塞がないように断熱材を貼っておきましょう。
もしくは後でくり抜いてボルトを差し込めるようにしておきましょう。
断熱材が10㎜あるので若干収まりが悪く浮くところもありますが、個人的には許容範囲でしょう。
6. リアデッドニング まとめ
※制振材は1枚で十分足ります。私は天井やフロント施工も考えて2枚入を買いました。
天井、フロントドアに続き、リアのデッドニングも行いました。
リアのデッドニングの1番の目的は、車中泊時に横から来る冷気対策でした。
実際に、リアシートの横側のボディ部分には、丁寧に断熱材を隙間なく貼り対策しました。
早速、真冬に1泊車中泊をしてみたところ、明らかにリアタイヤ上あたりからの冷気の入りが抑えられたことが実感できました。
ボディと内側の樹脂サイドパネルの間に、まだ隙間があったり、ピラー部分などが埋め切れていないので、また追って対策しようと思っています。
他にも、天井デッドニングとフロントドアデッドニングを行いました。
よかったらこちらの記事も参考にしてください。
また、リアデッドニング作業と同時にリアスピーカーの取付も行いました。
こちの記事でフロントドアのスピーカー交換と、そのフロントドアに付いていた純正スピーカーをリアスピーカーに取りつけた記事も紹介しています。
※制振材は1枚で十分足ります。私は天井やフロント施工も考えて2枚入を買いました。