新型ジムニーの天井デッドニングを行いましたので、手順や必要な材料と工具を紹介します。
材料と最低限の工具を合わせても7,000円で収まりつつ、明らかに防音と断熱の効果を感じられるのでおすすめします。
完成後の感想は、天井デッドニングは雨の日だけかと思っていたけど、通常時でも静音効果がかなり高い!
※内張りはがしはこれ1本で十分。形・材質共にこれが一番オススメ。
天井以外にも安くて簡単に効果のあるデッドニングを紹介しています。
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目次
1. 不要なパーツの取り外し
天井内張りを剥がすために、不要なパーツを外していきます。
1.サンバイザーを外す
本体はプラスドライバーで簡単に外れます。
受けの方は内張りはがしでクリップ部分を押しながら外します。
2.フロントルームランプ、シートベルト警告灯を外す
内張りはがしで、てこの原理で外します。
配線のカプラーも忘れずに外します。
4.ルームミラーを外す
内張りはがしで外して中のカプラーを外します。
5.Aピラーカバーを外す
中にクリップがあり、内張りはがしと手で外れます。
6.シートベルト取付金具を外す
手でつまむようにカパッとカバーを開けます。
中に14㎜のボルトがあるので緩めます。
上部にクリップがありますので浮かすように外します。
浮かせられる状態になれば大丈夫です。
7.アシストグリップを外す
アシストグリップをすべて外します。
8.リアルームランプを外す
内張りはがしで外して、カプラーも外します。
2. 天井内張りを外す
不要なパーツを全て外して準備ができたら天井内張りを外します。
1.クリップを外す
内張りはがしの二股の方を差し込んで引っこ抜きます。
中央2個と前と後全て外します。
2.内張りを外す
斜めにしながらリアゲートから折れないように注意しながら抜いていきます。
3. 制振材を貼る
音の反響をなくすための制振材を貼ります。
1.天井を脱脂する
シリコンオフで制振材のテープがはがれないように全面を脱脂していきます。
スプレーを吹きながらウエスで拭いていきます。
2.制振材をカットする
制振材をカットしていきます。
100㎜x50㎜くらいのサイズにカットしていきます。
サイズはだいたいのサイズ感で大丈夫です、むしろサイズが整っていない方が音の共鳴がなくなるそうです。
制振材はカッターでカット出来ます。
3.制振材を貼る
このようにランダムにだいたい隙間が同じように貼っていきます。
貼ったら、ローラーやプラスチックハケで丁寧に圧着しましょう。
4. 断熱マットを貼る
制振材を貼ったら、その上に断熱マットを貼ります。
1.断熱マットをカット
1400㎜x1000㎜のマットを730㎜(前方分)と670㎜(後方分)に切ります。
フロント側、ミラーとシートベルト警告灯部分をあらかじめ切っておきます。
200㎜x240㎜カットします。
さらに、貼りやすいように半分にカットしてから貼り付けます。
2.断熱マットを貼る
前と後の全面に貼ります。
後方を1枚で貼ったら粘着力が強くて難しかったので、前方は半分に分けて2枚にしてから貼りました。
一人で作業する場合は、なるべく手の届きやすいサイズに切り分けしてから貼った方がいいです。
おすすめは4分割です。
5. 天井内張りとパーツの取付
元の状態に戻します。
断熱材の厚み分、押しながらボルトなどを締める必要がありましたが、10㎜の断熱材を貼っても綺麗に収まります。
6. 天井デッドニング まとめ
車中泊時の断熱効果が1番の目的でしたが、完成して直ぐにわかるほどの静音効果が得られました。
ドアデッドニングよりも、天井デッドニングの方が、面積が大きいのと響きやすい一枚の鉄板であることから静音効果は高い気がします。
車内を静かに、音響効果を良くしたい方には、意外と天井デッドニングが一番おすすめかも。
また、雨の日のドライブでは、雨の音が響くことなく快適な車内空間が出来ました。
これから夏の車内で断熱効果がどれ程あるのかワクワクしています。
天井デッドニングの他にもデッドニングをしています。
また、デッドニングの際にスピーカー交換を行うと手間が省けて音響効果は格段にアップするのでおすすめです。
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※制振材は1枚で十分足ります。私はリアやフロント施工も考えて2枚入を買いました。